About us宇都宮市
中央卸売市場について

宇都宮市中央卸売市場は1975(昭和50)年に開場した北関東地域唯一の中央卸売市場。
東京ドーム約3個分の広大な敷地を擁し、抜群の立地で地域住民の胃袋を支えています。

Structure & Role青果市場の仕組みと
弊社の役割

全国で生産された野菜や果物は、農協などの出荷団体を経て、各地にある卸売市場の卸売業者に集められます。市場では、卸売業者(弊社)の営業担当者が生産者と仲卸業者・売買参加者などの間に立ち、セリなどを通して価格を決定しています。

弊社は、青果物を安定して供給するために、季節に合わせて新鮮で品質の高い野菜や果物を全国各地から集荷しています。集荷・供給に問題が発生すると、品薄や価格高騰など、消費者の食卓に重大な影響があるため、卸売業者の役割は重要なものとなっています。

そのため、中央卸売市場の卸売業者となるには開設者(宇都宮市)の許可を受け、更に開設者が農林水産大臣の認定を得なければならないなど、十分な資力と大きな信用が求められています。

出荷団体

農協など、生産者などから野菜・果物などの販売委託を受け、青果物を市場などに出荷する団体

卸売業者
(宇都宮市中央卸売市場の場合)

開設者(宇都宮市)の許可を受け、生産者や出荷団体、商社などから生鮮食料品を集め、セリ売り又は相対販売などの方法により、仲卸業者や売買参加者などに販売する業者

セリ人
(宇都宮市中央卸売市場の場合)

卸売業者の販売業務に携わる者

仲卸業者
(宇都宮市中央卸売市場の場合)

開設者(宇都宮市)の許可を受け、卸売業者などから生鮮食料品等を仕入れ、卸売市場内の店舗で売買参加者や買出人などに販売する業者

売買参加者
(宇都宮市中央卸売市場の場合)

開設者(宇都宮市)の承認を受け、卸売業者や仲卸業者から生鮮食料品等を買付け、一般消費者や加工業者などに販売する者

買出人
(宇都宮市中央卸売市場の場合)

卸売業者や仲卸業者、関連事業者から生鮮食料品等の販売を受ける事ができる者

Schedule市場の一日

入荷(前日夕方~深夜)

全国の野菜や果物が宇都宮市中央卸売市場に集まります。

競売(翌朝7:00~)・相対販売

前日に入荷した野菜や果物、生産者が直接持ち込んだ商品を販売します。取り扱う品物の旬、大きさ、品質などを考慮しながら販売環境を見極め、価格を決定します。
今は相対販売が主流となっていますが、伝統的な競売(セリ売り)も行なっています。

移動競売(7:15~)

地場野菜などを移動しながら競売していきます。一品一品、商品の細かな違いを評価しながら価格を決定していきますので、ここはセリ人の腕の見せ所です。

掃除、情報登録、市況報告(8:00~)

競売後の後片付けや卸売場の掃除を行います。その後、販売データの入力作業や翌日以降の入荷予定確認、その日の市況報告を行います。

昼休み(12:00~13:00)

市場内の食堂や事務所休憩室などで昼食をとります。

商談・産地出張・販促活動・翌日販売準備など(13:00〜)

仲卸業者様や量販店様などとの商談や、販売促進活動、産地出張などを行います。
また、産地からの入荷情報をキャッチし、翌日の販売準備も行います。